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ウエストチェスター獣医師センター04
                 
獣医師紹介・群馬大学医学部で博士号を取得したメアリー・ジョン先生
     

メアリー・ジョン

 
メアリー・ジョン先生

韓国出身のDr.ジョン。群馬大学医学部でフルスカラシップ(全額給付奨学金で、内分泌とガンの研究を行い博士号を取得。その後、アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health) にて4年間のトレーニングを受け、サンディエゴにあるバイオテクノロジー研究所での勤務を経て、これまでに第一著者として10種類以上の論文を発表し、3種類の動物遺伝子をクローン化しジェンバンク(GenBank)に登録した実績を持つ才女だ。その後、オレゴン州立大学の獣医学部で臨床ローテーションを経て、ウエストチェスター獣医師センターで先月来勤務している。過去に培った他の専門医とのコネクションで、センターのリソースだけではなく、外来専門医からの治療等も可能という。群馬大学で学んだ日本語を駆使して、一生懸命説明してくれるジョン先生からは真摯さと熱意が感じられる。

 

アメリカの獣医業界では、ガンの診断を血液検査で行う方法が約1年前にはじまったそうだ。ウエストチェスター獣医センターでも数ヶ月前からサービスをはじめている。そのメリットは何と言っても早期にガンの兆候を知ることができることだろう。

        

革新的なニュースとしては、雄犬の去勢を手術なしに行う注射 “Zeuterin (ジューテリン)”が、アメリカ食品医薬品局によって正式認可され、2014年2月から一般的に使われ始めたという。ただ、カリフォルニアではまだ28箇所でしかサービスを受けられない。特色は麻酔をかける必要もなく数分で終わるため、犬への負担も少なく注射の後すぐに帰宅できるとことだ。ただし、ネコはまだリサーチ中らしい。

        

また、ドッグフードのロイヤルカニング社ではDNAテストを開始したそうで、これにより犬種ごとの細かい特色がわかり、予防医学や治療に役立つとのこと。

 

薬や治療法などに関してアメリカのペットケア業界は、やはり先進の感が強い。 ウエストチェスター獣医師センターは、アカデミックなバックグラウンドが高く、先進医療に積極的に取り組んでいる硬いイメージの割にはとてもフレンドリーだ。「日本語通じますよ」と微笑むDr.ジョンには、LA在住日本人も気楽に相談できそうだ。